オーダーメイドのオリジナルのぼり旗が大人気!

オーダー以前の店の選び方に“失敗の一歩目”がある

のぼりのオーダーでもっとも多く失敗した事例は、「自分がデザインしたのぼりの絵を、そっくりそのまま完成品にされてしまった」というケースです。

普通に考えると、発注先の相手はプロなのだから、それなりに完成度は高めてくれるだろうと思いがちですが、そうではない例が結構多いのです。

原因はどこにあり、どんな点に気をつければ良いのでしょうか。実のところどんな失敗にも共通しているのが、のぼりの制作ショップを選ぶときの“選び方”にあります。

認識不足や勘違いによる選択のミス

●のぼり制作のショップなら、どこでも同じというわけではありません。ネット検索で選んでもいいのですが、下調べが不十分だと“自己責任”になってしまいます。

●「完全入稿データ」が前提のショップは、多くが自己責任型です。「発注者が作ったものだからそうしたまでだ」と言われるだけです。

●下調べに時間をかけましょう。価格で比較して安いところに頼むというのは厳禁です。多少の出費はあっても、専任のデザイナーがいるところがベストです。

●素人の描いたスケッチやパソコンで作ったデザインデータでも、プロとしてさらにレベルアップしてくれるショップが必ずあります。

パソコンなどで検索していくと、受注からデザインの仕上がり、確認・発送・納品までが詳しく書かれているサイトがあります。その流れを良く確認することが第一のポイントになります。見逃したり読み過ごしたりしがちです。

同じそのサイトの中に「専任デザイナー」や「初心者でも安心」、「デザインをレベルアップ」、「修正や変更は何度でも」などというフレーズが頻繁に出てくるようなら、安心して任せられるのぼり旗の専門店です。

いろいろある失敗事例。やはり大事にすべきは事前確認

デザインの修正をお願いしたら、変更料・修正料を請求された。もう制作に入っているので手遅れなどと言って応じてもらえなかった例もあります。

またのぼりは、年に数回、一部の内容を更新して何回かリニューアルする活用法があります。タイトルを変えたり、、期間を書き換えたりといった場合です。

ショップによっては、過去に客から受注したデータを消去してしまう店があります。またその逆に、何年間かは保管しリニューアル対応してくれる店もあります。

そうした事柄のすべては、「発注者がネットでの検索時にどこまで詳しく確認したか」にかかっています。失敗の理由は大半がその不十分さにあります。

その他の失敗事例と予防策

●発注者がパソコン上でのぼりに着色したカラーと仕上がりの色は、異なることがよくあります。色味は着色時に表示されるカラー「数値」で指定しましょう。

●発注者のデザインの仕方や受注先のショップの態勢によっては、制作期間が1カ月程度を要するケースもあります。事前に確認しましょう。

●料金体制(システム)をしっかりチェックしておきましょう。変更・修正、追加、期間の前倒しなどは別途請求される場合があります。

誠実なビギナー向けのショップほど、サイト内での説明が丁寧で、コンテンツやメニューも細かくわかれています。不明点は電話でダイレクトに確認しましょう。