“相談がてらに行く”という気楽な感じでゼンゼンOK
めったにそのような環境の人はいないと思いますが、近くにのぼり制作の専門店があって、“歩いてでも行ける、チャリンコですぐ”というような人は、手ぶらで相談に行ってみるのがいちばん手っ取り早い方法です。
仮に、電車に乗って片道30分とか、その程度の時間であれば、行ってしまったほうが得策です。というのは、パソコンの前でいくらデザインと格闘していても、それがそのまま印刷データになることはないから。
それに、デザインをどうしたらいいかわからなくて、悩んでいる時間のほうが勿体ない。白紙の紙を前にボツネンとしていても、時間が過ぎていくばかりです。初心者の方、不慣れな方はとくに直接の来店をおすすめ。
専門店に手ぶらで行って、「のぼりをオーダーしたいのだけど、初心者なので何をどうしたらいいかわからない」とか、「デザインが思い浮かばないので相談に来ました」といえば、こころよく対応してくれます。
持っていく・整理しておくと便利なこと
●メモ書き こんなのぼりを作りたいというメモをもっていきましょう。スケッチがあればなおいいです。
●目的・本数 何に使うのぼりなのか、のぼりは何本オーダーしたいのかを頭の中で整理しておきましょう。
●のぼりに入れたい画像やロゴマーク お気に入りの画像、ショップやイベントに使うロゴマークがあれば持っていきましょう。
●のぼりの設置場所写真 撮れるのであれば実際にのぼりを設置する店の外観やイベントの会場写真などを持参しましょう。
入店してわずかで相談したことが形になって見本刷り
● “手ぶらでのぼり屋さんに行っても”という前提なので、ホントの手ぶら、何もナシで行ってもかまいません。専門店には多くの見本があります。またひな形になるテンプレートもあるので、喋っていけばどんどん形になります。
入店から1時間もしないうちに見本刷りが出来上がっているでしょう。対面して頭の中にあることを喋っていけば、それをどんどん形にしたり文字にしてくれたりするのが、お店に直接行く最大のメリットです。
また既成のぼり品でも、その一部の文字や色を変えて、オリジナルの旗のようにアレンジすることも可能です。その方式なら、好きなデザインを選んでアレンジするだけなので、オーダーまでの時間はさらに短縮されます。
のぼりに入れたい写真や画像は、小さすぎると入れられない場合があります。できるだけ大きな画像を用意してください。またのぼりはオーダー本数が多くなるほど単価が下がって安くなります。
店舗に使うのぼりなら1本とか2本とかではなく、交換用・予備用として5本程度頼んでおくと2割~3割安くなります。のぼりの耐用期間はだいたい3カ月です。それも考慮して、まとめた本数をオーダーしましょう。