同じようなのぼりに思えても実は内容が異なる!?
たとえばこのような事例は良くあります。自分がのぼりを作ろうと思ってのぼり旗店を探していたら、友人から、「以前に使っていたお店、安くて親切で、なかなかいいよ」と紹介してくれた。オーダーの仕方などいろいろ聞いて、ちゃんと条件は整えて注文したのに、友人が頼んだときの値段よりだいぶ高かった~。
のぼりは色数や画像の点数・入れ方、修正の回数などによって、価格がけっこう違ってくることがあります。またほとんどののぼり旗店は、1回のオーダー枚数が多いほど単価が安くなるような料金システムをとっています。“同じようなのぼり”に思えてしまうのは仕方ありませんが、内容を精査していくとけっこう異なるものです。
以下のような事柄をまずチェックしてみてください。
●オーダーしたのぼり旗店は、画像処理やトレース代などがすべてコミコミのショップだったですか?
●もしもオプション扱いの格安のショップだったりすると、画像処理やトレースの有無などで値段に差が出ます。
●色数の違いによって、料金が異なるショップもあります。
●オーダーした枚数は1枚~5枚程度でしたか。多くのショップでは、5枚以上とか10枚以上の発注で値段がグッと安くなるように設定されています。
●修正回数は3回以内でしたか?それ以上の修正回数(3回目以降)は、別途料金になります。
●トレースはその難易度によってその都度料金が異なります。
●即日配送・特急、着払いはのぼり旗店によって料金の扱いが異なります。
個人経営の商店や飲食店におけるのぼりオーダー
イベントで使う場合は5枚~10枚程度はオーダーできますが、個店経営で使うのぼりは2枚とか4枚になりがちです。けっこう割高な価格になるので、たとえば同じデザインののぼりを1年使うとしたら、のぼりの寿命は3カ月程度なので、1回(3カ月)に2本ののぼりを使うとして、1年分12本、あるいは10本をまとめてオーダーしておくと、1本あたりの単価が下がり節約になります。
のぼりは多めにオーダーしたほうが割安!
●のぼりはもともと、日本の四季にあわせてシーズンごとに新しく作り替えるように、前提ができています。
●季節ごとに新しいメニューが発売されたり、サービスが登場したりする日本の商習慣は、だいたい何でも3カ月が1つの区切りになっています。
●夏場は直射日光・紫外線がきついので、のぼり旗を設置する場所や時間の長さによって、色褪せ・変質が激しくなります。
●通常は予備ののぼりとして、必要本数(枚数)よりも多く発注するオーナーが多くいます。
●サイトののぼり旗の価格表をみて、価格が安くなる最低枚数(5枚とか10枚)をオーダーしておきましょう。
とくにアーケードになっている商店街のお店では、直射日光が当たらないので、のぼりの劣化も色褪せもたいしたことはないと思いがちです。しかし客からしてみると、のぼりはその店の元気ややる気・勢いを表すもので、色がくすんで古びたのぼり旗の店の印象は決していいものではありません。
サービスや品揃えを新しくして、春夏秋冬で店のイメージチェンジや活気づけを行ない、集客の足がかりをつかんでみましょう。そのときの広告宣伝物となるのがのぼり旗であり、チラシなど他の媒体と比較したら、非常に安いものです。