メモ書きでのぼりをオーダーしてももちろん大丈夫
のぼり旗店にもいろいろな種類・タイプがあります。メモ書きやスケッチだけで、あとはショップのデザイナーがそれを具体的にのぼりのデザインまで起こしてくれる店もあれば、完全入稿データにしないと受付けてくれないところもあります。あるいはオーダーフォームに要望を書き込んで送ってくれとか、どんなオーダーの仕方でもOKなショップもあります。
メモ書きの人はファックスで送れば、先方のお店のほうでそれを解読し、のぼり全体のビジュアル(デザイン案)を提案してくれます。ただしメモの書き方によって、相手に伝わるニュアンスに開きがでるので、デザイン案が出てきた段階で、「こんな意味じゃないのに」とか「こんな色をオーダーしたつもりはない」といった食い違いは出やすいです。それを承知したうえで、やり取りしましょう。
のぼりオーダーの意思疎通を円滑にするサムネール
上記のような食い違いを少しでも小さくするには、ザックリしたヘタな絵でもいいので、のぼりのスケッチを描いておくとスムーズになります。
●のぼりの枠(縦長)を描いて、その中にメインのタイトルやキャッチフレーズを書き入れます。
●サブタイトルやサブキャッチは文字数があるので、のぼりの枠の中に、入れたい場所だけを“ミミズ線”を引いて示し、実際の文言は、そこから引出線を引いて、枠外の余白に書き込みます。
●同じ要領で、枠の中に色をつけたい場所だけを示し、あとは引出線を引いて枠外に延ばし、「ココは赤」、「ココは黄色」、「ココは薄いピンクで」などとコメントを細かく書き込んでおきます。
同じメモ書きでも、このように絵を中心にしてコメントや注釈を書き込んだメモなら、お互いの取り違えが小さくなります。こういう小さな絵のことをサムネールと言います。文字だけでは伝わりにくい事柄でも、サムネールがあれば同じ理解に立ったところからコミュニケーションをスタートできます。
デザインが面倒な人ののぼり旗店選び・オーダー
のぼりをデザインするのが面倒だったり時間がなかったり、またオーダーするのは初めてという人は、メモ書きだけでも受付けてくれて、専任の担当者やデザイナーがフルサポートしてくれるのぼりショップを選択しましょう。ショップの決まりにしたがって苦労して発注する必要はありません。
冒頭にお話ししたように、のぼりショップにはいくつものタイプがあるので、選び方さえ間違わなければ、もめごともストレスもなくスムーズに印刷までサポートしてくれます。のぼりはフルサポートのショップにオーダーしても、高くて1本3000円台。まとめて5本・10本発注すればもっと安くなります。